「函館学2019」第1回講座を開催しました!

今年度,第1回目のキャンパス・コンソーシアム函館の合同公開講座「函館学2019」を,6月8日(土)にロシア極東連邦総合大学函館校で開催しました。

今回は,「ロシアにおける外国語教育の歴史と現在」というテーマで,ロシア極東連邦総合大学函館校のパドスーシヌィ・ワレリー教授に講義をしていただきました。(通訳 鳥飼やよい准教授)

 

・ロシアにおける外国語教育は,17世紀終わりのピョートル一世の改革により始まり、その時の外国語は,ドイツ語,オランダ語,フランス語であった。

・ソビエト市民が外国人と接することが厳しく制限されていたため,文法を中心としての教育であり,生きた外国語は聞けなかった。

・その後,ペレストロイカ革命(ソビエト崩壊)により外国語教育は変貌し,文法から話す能力が目的の教育となった。また,ロシアに多くの外国人が来るようになり,生きた外国語教育へと変わっていった。

 

など,ロシアの外国語教育の過去から現在までについて,分かりやすく,詳しくお話をしてくださいました。

参加した約60名の受講者は,最後まで,熱心に聞き入っていました。

 

「函館学2019」は,受講者募集中です。キャンパス・コンソーシアム函館主催の講座の他,各加盟校主催の講座もありますので,ぜひご来場ください。

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