11月19日(土)、函館大学にて「新函館北斗駅開業を見据えた函館大学「商学実習」の取り組み」と題して、合同公開講座「函館学2016」の最終講義が行われました。
昨年は「新幹線時代のまちづくりへ」を大きなテーマに掲げて開催し、今年はそれに続くかたちで「新幹線時代を迎えて」をテーマに全6回開催いたしました。
今年3月に開通した北海道新幹線によって函館に足を運ぶ人がさらに増え、そういった人たちにもわかりやすいような、函館のもつ資源や文化、取り組み、まちづくり等について各校の先生方に講演していただきました。
「函館学2016」全6回の講義内容は以下の通りです。
第1回 「函館及び噴火湾でも発生する未利用・低利用水産副次産物は、世界が欲する機能性素材の宝庫」
第2回 「道南郷土料理(家庭料理)伝承 〜函館短期大学の取り組み〜」
第3回 「函館のシビックプライドをデザインする」
第4回 「多様性を活かした地域づくりを考える」
第5回 「函館の子育て環境とまちづくり」
第6回 「新函館北斗駅開業を見据えた函館大学「商学実習」の取り組み」
11月19日(土) 函館大学で開催された第6回目の講義では、函館大学の佐藤准教授が、新函館北斗駅開業を見据えて学生が授業で企画した、「函館夜景バスツアー」や「モーニングツアー in 大沼」について紹介しました。
「函館夜景バスツアー」は函館山の他にも城岱牧場やシーポートプラザなど複数の夜景スポットを巡る内容で、「モーニングツアー in 大沼」は冬の朝の大沼で野生動物を探したり、足あとを見ながらネイチャーガイドの説明を受けるツアーで、こちらの2つはJTBのモニターツアーとして実施されました。
なお、函館学2016の閉講にあたり、キャンパス・コンソーシアム函館 会長 北海道教育大学函館校キャンパス長 後藤泰宏より受講者の皆さまへのご挨拶があったほか、全6回のうち4講座以上受講された皆様に函館学2016修了証をお渡ししました。
函館市内の大学・短大・高専にて地域の方と高等教育機関の専門的知識や研究成果を共有し、理解を深める連続講座「函館学2016 ~新幹線時代を迎えて~」はいかがでしたか?
来年も新たなテーマでたくさんの魅力的な講義を開催できるよう、精一杯努めてまいります。
皆さまのお申し込みをお待ちしております!