合同SD・合同IR研修会を開催しました。

2016/08/25

8月22日,函館大学を会場に,キャンパス・コンソーシアム函館加盟校の教職員を対象とした合同SD・合同IR研修会を開催しました。

当日は,悪天候の中,昨年度を上回る約70名が集まり,参加者は講演や各校の取組事例発表を真剣に聞き入っていました。

第1部の合同SDでは,中央教育審議会大学分科会委員でもいらっしゃる公立はこだて未来大学の美馬のゆり教授により,「デジタル時代の学びと地方創生 -CCHの役割と可能性-」と題しての講演と加納洋人氏(函館短期大学),本田泰代氏(函館大学)から,高度専門職(URA)の設置の必要性や,ピア・サポート活動からみる学生支援の取り組み等についての発表がありました。

第2部の合同IRでは,「教学IRの組織化と成果の活用」と題しての北海道大学高等教育推進機構の細川敏幸教授による講演,片山郁夫教授(函館大学),沼田卓也准教授(函館短期大学),下郡啓夫教授(函館工業高等専門学校),福田薫教授(北海道教育大学函館校)の4名から,各校の取組事例として「学修行動調査のIRへの活用」などの報告がありました。

 

参加者からは,

「他校のIRの取り組みを理解でき,勉強になった。各校のノウハウを共有できることはとても意義があると感じる。」

「各校,専門分野での色々な取り組み,学生への学修意欲の向上や学修環境の改善などを聞くことができ,刺激を受けた。」

「各々の学校の状況や自校のことなども見直すきかっけとなり,授業を計画する際に多くのことを活かせそうだ。」

などの好意的な感想が多数寄せられました。また,

「学生支援に関するテーマでの合同SD・FDを開催してほしい。また,各大学で実施しているFD・SDを,CCHの各校の教職員にも公開して,参加できるようになると良い。」

など,次年度開催を期待するような意見もあり,充実した研修会となりました。

 

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