8月6日(土)~8日(月)の3日間,函館市中央図書館と函館市地域交流まちづくりセンターにて,単位互換集中講義「科学コミュニケーション入門 はこだて科学寺子屋」を開催しました。
今年は,NHK『すイエんサー』の生みの親であるNHKチーフプロデューサーの村松秀さんと,北海道教育大学函館校の松浦俊彦教授をゲスト講師としてお迎えし,公立はこだて未来大学と北海道大学水産学部の学生,そして一般の受講者が「科学技術コミュニケーション」について学びました。
初日午前は,担当教員の田柳恵美子教授(公立はこだて未来大学)のオリエンテーションと松浦教授の講義があり,午後は,ゲスト講師の村松さんから番組制作の現場のお話を通じて「グルグル思考」や科学コミュニケーションに大切な考え方について教えていただきました。また,「すイエんサー」番組内でも行われた「なわとびの縄でタワーを作る」体験をグループ対抗で行ないました。
2日目,3日目は,函館の坂を舞台としたツアープログラムの企画立案のため,暑い中西部地区をまわり,最後にはできあがったプログラムの発表を行いました。
参加した学生からは,
「学校で学ぶことができないような内容を学べる」
「フィールドワークやグループワークでのディスカッションなど,実際に行動することで新たな発見があった」
「短時間ということもあり,集中して学ぶことができた。また,講義も参加型で,自ら考えられる内容だった」
「普段は関わりがないような人の話を聞くことができて,視野が広がった」
「楽しみつつためになる3日間を送れた」
などの感想をいただきました。
とても充実したプログラムとなっているので,ぜひ来年のご参加をお待ちしております!