YOSAKOIソーランチーム!函館学生連合~息吹~を取材!
未来
2018/07/06
皆さんこんにちは!森本です!
さてさて今回は先月の5月21日に開催された「取材の『いろは』講座」を活かすべく、初のインタビューに行ってまいりました!取材先はこちら、YOSAKOIソーランチーム函館学生連合~息吹~です!
函館学生連合~息吹~とは?
皆さんは息吹をご存知でしょうか?息吹は函館市内に住む学生で構成されたYOSAKOIソーランチームです。道民の方はご存知かと思いますが、YOSAKOIソーラン祭りとは、踊り子たちが鳴子を手にソーラン節に合わせて踊る北海道の一大イベントです。そして中でも息吹は、道南支部に属すチームとしては唯一の学生チームでもあるのです!今回はその全ぼうに迫るため、本祭2日前の息吹の独占インタビューに成功しました!
息吹に独占インタビュー!
取材当日、待ち合わせ場所へ行くと6月9日に行われる本祭に向けての追い込み練習の真っ最中の息吹の皆さんが。笑顔でありながらも力強い演武の迫力たるや。目の前で繰り広げられる光景に圧倒されました。
そんなお忙しい中、インタビューに応えてくださったのは息吹の代表、東田舞香さんです!
息吹の魅力
まず、息吹の特徴は学生連合であることです。現在は大学生のみで構成されていますが、高校生も参加可能なんだとか。市内の学生が集まり、1つの演舞を築き上げるのは至難の業だと思われます。今年の本祭の出場人数はなんと68人なんだそう。それでも一糸乱れぬ息吹の演舞。多くの学生が集う息吹をまとめあげる秘訣をお伺いしてみました!
なんでも息吹は親睦を深めるイベントを定期的に企画しているんだとか。「息吹の演舞ははち切れそうな笑顔が売り」ともおっしゃっており、お客さんに笑顔を届けたいと語るその顔は演舞の時とはまた違う柔らかいものでした。最初は後輩たちも先輩方の笑顔にひいてしまうんだとも苦笑交じりに語ってくださいました。
今年のテーマは四陣之威吹
さて、今年の息吹のYOSAKOIのテーマは「四陣之威吹(しじんのいぶき)」です。四陣とは中国の神話に登場する朱雀・青龍・白虎・玄武を指しています。なんでも、YOSAKOIの審査でファイナルを目指すために、魅せれるテーマ、魅了できるテーマとして大会の1年前から考えていたんだとか。1年かけて完成させた演舞。1年掛けの想いと努力の蓄積はそのままYOSAKOIへの熱量として燃え上がっているのではないでしょうか。
演舞は書いて字のごとく、舞うだけではなく演じる必要もあります。四陣之威吹は四陣それぞれにチームが分かれており、演じるために各チーム具体的なイメージがあるのだとか。青龍はクールな千と千尋のハク、朱雀は熱い松岡修造、玄武は重厚な西郷隆盛、そして白虎は気高くて優雅な吉瀬美智子をイメージしたんだそうです。実際に演舞を見ても振付がそれぞれ異なっており、観客を楽しませてくれます!
そして「四陣之威吹」の見どころをお伺いすると、衣装替えのシーンだそう!四陣が麒麟として昇華する場面で、四色の衣装が金色に変わる様は圧巻です。麒麟の動きも送りという力強い振りで表現しているそうで、息吹の特徴である人数の多さがより躍動感に拍車をかけています。
おわりに
本祭間近のお忙しい中、インタビューに応えてくださった東田舞香さんには感謝しかありません。
残念ながら今年度のYOSAKOIソーラン祭りではファイナル出場は叶いませんでしたが、来年度のより一層磨きのかかった演舞を魅せていただくのが楽しみです!
函館学生連合~息吹~・YOSAKOソーラン祭りの詳細については以下からどうぞ!