【函館のサークル・学生団体紹介】第5弾「函館学生フリーペーパーSPOT」~等身大のフリーペーパーを目指して~
教育
2018/03/01
Academic Portal Hakodateでは、昨年11月に開催した「第1回函若サミット」に参加していただいた、函館で活躍している学生団体を紹介しています。
今回は、函館の学生向けフリーペーパーこと、「函館学生フリーペーパーSPOT」(以下SPOT)を紹介します。実は、2月に最新刊が発行されたばかりとのこと。早速、「SPOT」の編集長である千田陽菜さん(教育大学2年生)を直撃しました。
Q「SPOT」とはどんな団体ですか?
千田:「SPOT」は2016年に結成された学生団体です。学生のみで企画、取材、デザインを全て行っています。メンバーは現在、教育大学と未来大学の学生を合わせて19名です。発行頻度は年2回ですが、それだけ手に取ってもらえる内容とクオリティを目指して活動中です。
Q.千田さんが「SPOT」に入ったきっかけは何ですか?
千田:単純にフリーペーパーを作ってみたかったからですね(笑)
違う大学の先輩がフリーペーパーを作るサークルに入っていて、それに憧れたというのもあります。そうしたら、ちょうど自分の大学でも先輩がフリーペーパーを始めたので参加を決めました。
Qズバリ、今回の見どころはどこですか?
千田:全部です(笑)ただ、前回は比較的に企業さんと絡んだ記事が多かったので、学生が絡んだ記事が多いことが今回の特徴かもしれません。等身大の意見が知れるということが、学生の読者にとって面白いと思います。あとは「あ、友達が出てる!」という身近な人を発見する楽しさもありますね。この点は前回よりも好評です。学生のために作っているので、こういうところを大切にしていきたいと思っています。
Q「SOPT」の最新号のテーマは「言葉」ですが、なぜですか?
千田:これが一番大事なところですね。テーマを決めるのが一番大変でした。
今回で「SPOT」は3号目になります。1号目は2017年の1月、2号目は2017年の7月に発行しました。その中で、1号目はまず「SPOT」を知ってもらうことから始まりました。そして2号目は実際に手に取って読んでもらうことを大事にしていました。
「SPOT」は手に取った学生にきっかけを与えることを目指しています。しかし、この点が2号目までは十分ではなかったと思っていました。単に「面白かった。」で終わってしまっている印象だったからです。
そこで、どうすれば読むことを通して、読者に新しいきっかけを与えられるのか考えました。その時、「言葉」には人を動かす大きな力があるのではないかと思ったんです。例えば、人は歌詞に励まされたり、名言や恩師の言葉に勇気をもらったりします。そういう様々な「言葉」を通して、読者が「考える」ことができれば、「SPOT」が学生にきっかけを与えられるのではないかと思い、テーマを「言葉」に決定しました。
Qテーマの決定を含め、発行までのスケジュールはどうでしたか?
千田:2号目が7月に発行だったので、テーマは昨年の10月ごろに決定しました。それからテーマに沿った企画を準備して、今年の1月末に入稿、そして2月に発行できたという感じです。活動としては3、4カ月に一冊作るといった計画になっています。
Q今後の「SPOT」の予定は?
千田:まだ3号目を出したばかりなので未定ですが、4号目も企画中です。
今、全国にはたくさんの学生フリーペーパーがあります。その中にはかなりレベルが高いものもありますし、他大学には30号目など、歴史あるフリーペーパーもあります。「SPOT」はまだ新しいフリーペーパーですが、函館の学生に寄り添いながら活動を続けていきたいと思っています。
Q「SPOT」はどこで入手可能ですか?
千田:教育大学の図書館と、協賛をいただいている企業さん、それに「Gスクエア」や「ふるる」など函館市内の公共施設でも手に入ります。他にも置いているところはあるので、詳しい情報は「SPOT」のTwitter(下記掲載)を確認してください。
メンバー募集中!
「SPOT」では、新メンバーを募集しています。
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