五稜郭地区ににぎわいをーシエスタのフリーマーケット「シェアフリ」学生主催者にインタビュー!

教育

2018/02/21

2月18日(日)、シエスタハコダテで第1回シエスタのフリマ「シェアフリ」が開催されました。

”シエスタだからできる新しいフリマのかたち”を目指し企画された今回のフリーマーケット。さっそく潜入取材してきました。

当日の様子は?

「シェアフリ」の特徴は、各階ごとに対象の客層によって3つにエリア分けされているところです。当日は10を越える個性的な「お店」が並び、各店とも買い物客とのコミュニケーションを楽しんでいました。

地下1階は「ミドルエリア」。30代以上の大人向けに、古着や手作りのポストカードなどこだわりの商品が多数出品されていました。

写真「ミドルエリア」

写真「ミドルエリア」

 

2階は「ママフリマエリア」。子育て中のママをメインターゲットにしながら、古着やハンドメイドアクセサリーなどが販売されていました。

写真「ママエリア」

 

3階は10代から20代向けの「ヤングエリア」。大人に混じって大学生が古着販売を行っていたり、中には小学生が手作りの陶芸作品を販売していたりと、非常に個性的なイベントになっていました。

写真「ヤングエリア」

写真「ヤングエリア」

主催者学生にインタビュー!

そんな、ありそうでなかった今回のユニークな催し「シェアフリ」

主催者の1人である下沢杏奈さん(教育大学2年)に、このイベントについてお話を伺ってきました。

開催経緯について、下沢さんによると元々は『シエスタでシェアしようの会』という地域課題を語る会があり、その中からこの企画は生まれたそうです。
そこに参加していた関係者の皆様の協力を得て開催することができたので、とても感謝していると話してくれました。

また、自身のGスクエア(シエスタ4階)でのアルバイト経験などを踏まえ、

「今、函館から若者が流出しているという課題があります。Gスクエアにやってくる高校生からは、函館で服を買いたいと思えるところが無く、札幌や東京へ行ってしまうという話を聞きました。その時、高校生や若者が函館に魅力を感じない理由の1つに、これが関係しているのかもしれないと思い、フリマを企画してみました。」

「函館には大きなショッピングセンターはなくても、『人』がおもしろい。そんな人を活かして、自然とコミュニケーションが生まれるような、函館らしい企画にしたかったんです。」

と話してくれました。

参加者募集中!!

今後はこのフリマを毎月開催していき、五稜郭地区を盛り上げていくそうです。
ちなみに次回は3月18日(日)。
現在、出店者募集中とのこと。出店料は1ブースにつき500円で、高校生は300円。

「シェアフリ」に関するお問い合わせは、シエスタ事務所、0138-31-7011(大清水)まで。