ウラジオストク本学からのロシア人留学生が帰国しました

極東

2017/11/24

ウラジオストク本学で日本学を勉強中のロシア人学生4名が、今年も函館校に留学にやって来ました。  留学生は、(一社)函館青年会議所・(公社)函館法人会青年部会・函館建青会・函館青色申告会青年部・えぞ共和国・函館商工会議所青年部のまちづくり青年6団体などから成る「ロシア極東大学留学生支援実行委員会」の招聘事業により、平成9年から来函しています。平成22年度からは、函館日ロ親善協会がオブザーバーで参加しています。今年で21回目、今回の4名の留学生を含め、これまでに107名が来函しました。  今年は、2年生1名、3年生3名の男女各2名がやって来ました。10月25日(水)から11月14日(火)まで函館に滞在し、留学生支援実行委員会メンバーが主催主催する歓迎パーティーや、実行委員会の団体が実施するボーリング大会を通して親睦を深め、滞在中は前泊ホームステイのため、ホストファミリーから日本の生活習慣を学び、日本の家庭料理というものを知りました。

平日は、函館校で日本語・日本の歴史・日本文化などを勉強しました。函館校の学生との合同授業の中で、最も印象深かったのは、1年生との西部地区散策だったようです。

学生自治会主催の在校生との対面式

 

1年生との合同授業 

4年生との合同授業

 

学校行事「АБВГ-Day」(言語まつり)では、ロシア語で発表する函館校の学生たちに対して、留学生は日本語で個人発表を行いました。また「団体の部」では、ロシア4択クイズ、早押しクイズ、そしてなぞなぞで競い合いました。

個人日本語部門で受賞したアーシャさん「キツネの魔力」

11月11日(土)には、CCH主催の「アカデミックリンク」にも足を運び、本校出展ブースのほか、他校のブースに立ち寄り、熱心に見学していました。

西部地区芸術祭(展示部門)に出展した自分たちの作品(書道・華道)の前で 

日本語研修最終日の11月13日(月)に行われた修了式では、滞在中の思い出や関係者への謝辞を日本語で堂々とスピーチし、研修の成果を見せつけました。

函館校に留学したロシア人学生は、次年度ウラジオストク本学に留学する函館校の学生(留学時は3年生)と現地で再会することを楽しみにしています。しかし、今回の留学生4名のうち3年生の3名は、来年4月から日本の大学への留学することが決まっています。

帰り際に留学生全員が、「函館にもう一度来たい!」と言っていました。親しくなった函館校の学生を訪ねて、是非もう一度函館に来てください。

 

修了証書を手に在校生と記念撮影