8月5日・6日に函館高専で”一日体験入学会”が開催されました。
両日たくさんの中学生が来てくれました!
その中で、私は6日に取材を行ってきました♪
高専の体験授業は選択式
一般科目から”数学・化学・英語”の中から1教科を選択することができ、
学科別に”生産システム工学科・物質環境工学科・社会基盤工学科”の中から1学科選択することが出来ます。
一般科目選択授業の様子
▽数学の授業:
出題された問題を制限時間内に一班(3、4人)で意見を出し合いながら解く
▽化学の授業:
iPadアプリを使用して化学反応のシミュレーション
▽英語の授業:
英語で生徒とコミュニケーションを取りながらクイズ形式のワードゲーム
それぞれの授業を行った先生に
・二日間授業をしてみての感想
・授業のテーマの意味
・中学生に一言
を聞いてきました!
数学の先生より
数学の授業を行った先生は、「授業をしてとても楽しかった。中学生も楽しくやってくれてホッとした。」と話してくれました!
授業のテーマである ”数学の発想は、未知の問題解決に通ず!?” のタイトルの意味を聞いたところ、
「数学の授業で数学をやるのは当たり前だけど、その数学をやる勉強は数学の中で終わるのはもったいないと思っている。数学の考え方はいろんな自分の壁にぶつかったときに、発想の考え方で数学の中にヒントが転がっているかもしれないので、その一部を中学生に感じてもらえたら嬉しいなと今回の授業のテーマにしました。」
と語ってくれました。
最後に中学生に向けて、
「高専で一緒に学べれば嬉しい。けどもし、他の学校に行ったとしても数学の考え方をこれからも生活していく中で乗り越えなければならない壁や問題に直面したときに今回の授業を思い出して少しでも1歩前に進んで、乗り越えようと思ってもらえたら嬉しいな。ぜひ、いろんなことにチャレンジして欲しい。」
と話してくれました!
化学の先生より
化学の授業を行った先生は、
「アンケートの結果を見ると楽しんでくれたみたいで、iPadを使った授業に興味を持ってもらえたと思う。今回の授業では中学校の授業である化学反応と物質の質量の問題をiPadでの実験を通して実際に確認してもらった。」
と話してくれました。
中学生に一言頂くと
「化学に興味があるならば、高専も一つの進路になると思うので化学を極めていきたいと思ったら高専をどうぞ」と高専を宣伝していました。
英語の先生より
英語の授業を行った先生は、
「中学生は最初は中々英語を話さなかったですが、段々と英語を話してくれました。アンケートのコメントを見たら楽しかったと書いてあった。英語を話すだけで伝わらないことはプリントやスクリーンもあり授業を理解してくれたそう。保護者にも積極的に参加して欲しかった。」と話してくれました。
中学生に向けて、
「今の時代All Englishの勉強はたくさんあるのでモチベーションを見つけて欲しい。」と話してくれました。
保護者向け説明会も
保護者向けの説明会もあり、副校長から”高専の特徴”や”女子学生のキャリア”などについての話がありました。
学科別体験授業の様子
一般教科が終了した後は、少しの休憩を挟んで3つの学科の中から1学科を体験できます。
生産システム工学科
生産システム工学科ではミニロボットを1班4人で作成していました。
各班に在校生がついていて、楽しそうにロボットを製作していました。
物質環境工学科
物質環境工学科では午前と午後に分かれて2つの実験を行っていました。
実験をしている中学生は白衣を着て、グループに分かれて実験を行っていました。
社会基盤工学科
社会基盤工学科は地盤の液状化や橋の強度など設計に必要な科学や技術、CADを使用しての街づくりをなどを行っていました。
実習工場とロボット研究会の見学
このほかにもお昼休みには実習工場やロボット研究会の見学をすることができました。
ロボット研究会の見学ではロボット研究会(ロボ研)の3年生がメインとなって活動内容や製作品について説明していました。
そして最後に修了式が行われました。
それぞれの学科で修了式が行われ、証書が手渡されました。
高専の一日体験入学は、実際に在校生と触れ合うことができるよい機会です。
これからの進路選択の候補として高専を考えてもらえると嬉しいです♪