学生時代は何かに熱中してほしい【教育大OB】藤原友和:小学校教諭

教育

2017/07/24

北海道教育大学函館校はルーツを北海道学芸大学、北海道第二師範学校に持ち、その長い歴史の中で現在までに地域社会に貢献する多くの卒業生を輩出してきました。
今回はそんなOBの一人で、現在万年橋小学校で教諭として活躍されていらっしゃる藤原友和さんを取材させていただきました。

藤原 友和さん


  • 北海道函館東高等学校(現在市立函館高校)出身
  • 北海道教育大学函館校 平成12年卒業
  • 中学校教諭を経て現在万年橋小学校教諭

Q. なぜ教育大に進学しようと思ったのですか

A.自分が小学校の時から先生になることが夢でした。中学校の時に職場体験で小学校を訪れたことでその思いは強くなりました。具体的に教育大への進学を意識し始めたのは高校に入ってからですね。あとは教育大が近かったからです(笑)

 

Q. 藤原さんが学生の頃の学校の雰囲気はどうでしたか?

A. 教員になりたい人が多かった印象です。同期には芸術祭を始めた「ひのき屋」がいて、当時は学生バンドとして活躍していました。

今でもそうですが、教育大のサッカー部はとても強く大学の一部リーグで活躍していたので、サッカー部には入らず僕自身はサッカーサークルをしていました。夜に学校の体育館で友人とサッカーをしていましたね。

 

Q. 今の仕事に就こうと思ったきっかけは何ですか?

A. 小学生の入学式の日に先生がスーツを着ていて、とても格好いいと思ったからです。そこから教員に対する憧れが生まれました。だから、今は小学校の頃からの夢が叶っていると言えるかもしれません。

 

Q.では、今はいつも憧れのスーツ姿ということですか?

A.そうとも言えますが、私がスーツを着るのは教員という仕事の責任を感じたからです。公立の学校には様々な家庭環境や背景を持った子どもたちがいます。そういった子どもたちを前に中途半端な格好で向き合うことはできないと考えているので服装には気を使っているのです。

 

Q. 今の教育生、これからの教育大生に一言お願いします。

A. なんでもいいから思いっきり何かに熱中してほしいです。私は学生時代にサッカーと学祭実行委員会と塾講師のアルバイトをしていました。すべてが教員となった今につながっています。今の学生さんにも学生時代に何かに熱中していた人はその後、活躍もしています。

 


今回、自分の大学の先輩とお話ができて良かったです。自分も教育大に教員になる夢を持って入学したので、実際に現場で働いている方とお話できて良い経験になりました。また、昔の教育大の雰囲気について教えていただけたのも、今と違って面白いと思いました。

普段お話することのできない社会人の方とお話でき、非常に良い機会となりました。ご協力ありがとうございます。