≪函館スイーツ特集第3弾「キングスイーツ」≫
高専
2016/09/05
≪函館スイーツ特集第3弾「キングスイーツ」≫
今回はこちら、『キングスイーツ』さんにお邪魔しました!
函館の老舗ベーカリー「キングベーク」直営のスイーツショップとして今年3月にオープンした同店は、JR函館駅構内にお店があり、併設する実演ブースでは実際に作っている所を見ることができます。
それでは早速、インタビューにいってみましょう!
Q. パン屋からスイーツ店が誕生した理由を教えてください。
A.今年で創業87年のキングベークは「街のパン屋」、言うなれば「地域密着型」です。
一方、スイーツはお土産として、全国各地、より多くの皆様に楽しんでいただけます。「函館から美味しいスイーツを届けたい!!」という思いから、キングスイーツが誕生しました。
特に、創業者の名を冠した「ISHIDATE」ブランドのチョコレートには、特別な思いが込められています。
ルーツは、昭和40年代に販売されていた「石館チョコレート」。当時のチョコレートは、ちょっと贅沢な「特別な幸せ」のようなものでした。
そんな“幸せの詰まったお菓子”を、キングスイーツとして、より多くの方々にお届けしたいと思っています。
Q.どうして「函館駅」でお店を開いているのですか。
A.駅は「函館の玄関口」。函館を訪れる、あらゆる皆様に美味しさを知っていただきたいからです。
Q.お店を通して、お客様にどんなことを感じてほしいですか?
A.「安心・安全」は大前提。「本当に美味しい」商品を通して、あらゆる世代・地域の皆様に、喜びや楽しさを感じてもらえたら、と思っています。
Q.お店のこだわりとは?
A.原材料へのこだわりです。
北海道産の小麦粉やバターなど、素材に吟味を重ね使用しています。また、特にチョコレートは本場ベルギーやフランス産のものを厳選。カカオの風味と食べやすさを重視した、バランスの良い味わいになっています。
Q.地域の食材を使用していますか?
A.はい。まず、使用する小麦粉やバターは、すべて北海道産のものです。
また、従来からの人気商品「函館ラスク」では、『青函・道南地域』の素材を活かしたフレーバーを展開しています。味噌味は八雲町「服部醸造」の味噌、明太子味は鹿部町「イリエ船橋水産」のはちみつ明太子、そしてガーリック味は、青森県田子町のにんにくを使用。
これからますます盛り上がっていく北海道新幹線を、こうした商品からも応援していけたら嬉しいですね。
Q.お店のおすすめスイーツを教えてください!
A.迷いますね(笑)。
「函館ラスク」。キングベークの食パンで作るラスクは、軽い食感と、本物の素材が生み出すフレーバーが魅力の看板商品です。特に、一新したチョコラスク3種は本格的な味わいに驚くはず。新パッケージはお手頃サイズでプチギフトにもおすすめ。パン食文化の黎明期を想起させるレトロPOPなデザインが、若い子たちに大変人気ですよ。
Q.最後に、キングスイーツさんが思う「函館の魅力」を教えてください。
A.古くから開かれた港町として、異国情緒あふれる街並み・歴史と文化が、函館独自の魅力の一つだと思います。
近年は更に、この函館という土地を活かした古民家カフェや各種フェス・イベントなど、様々な取り組みがなされています。こうした「古い歴史と新たな感性との融合」が“函館の新たな魅力”として、ここで学生時代を過ごす皆さんにとっても、かけがえのないものになっていくのではないかと思います。
キングスイーツさん、ご協力どうもありがとうございました!
取材では実際に、いろんな商品を味わわせていただきました。
——————–
≪函館ラスク≫
味わいがとても濃い!個人的には「赤肉メロン味」が特におすすめです。
全10種類あるので、自分のお気に入りを見つけてみてはいかがでしょうか?
≪ショコラソフト≫
チョコレートがとても濃厚!コーンもメープル味で風味がよく、相性バツグンです!
≪ISHIDATEチョコレート≫
板チョコタイプの商品。全5種のうち、「ミルクオレンジ」を実食しました。
トッピングのオレンジピールがさっぱりとして爽やかでチョコレートとも相性がよく、とても美味しいです。
パッケージが函館の観光名所になっており、お土産にも使いやすいと思います。
——————–
お店全体の雰囲気がとてもよく、辺りはチョコレートの甘い香りに包まれていました。
看板商品の「函館ラスク」など、一部商品は実際に試食を楽しみながら選ぶことができるのも嬉しいポイント。
ぜひ、函館駅に足を運んだ際には立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
キングスイーツJR函館駅店
函館市若松町12-13 JR函館駅構内1階
TEL:0138-22-0303
OPEN 8:00
CLOSE 22:00
定休日 無休