病院の部署間を調整するバランス感覚を培った4年間
未来
2016/03/18
未来大学OB 田中 雄大 さん
- 社会福祉法人 函館厚生院 函館五稜郭病院 経営企画課主任
- 情報アーキテクチャ学科 2006年3月卒業
- 函館中部高校卒
現在の仕事
函館五稜郭病院は道南地域の急性期医療を担う中核病院です。
私の役割は当院が末永く健全な経営を保っていられるように、さまざまな経営課題を解決していくこと。
こちらが立てた中長期事業計画の実現に向け、各部署の協力を求めて走り回っています。
未来大での4年間
社会人10年目になりますが振り返ると、今の私があるのは未来大の4年間があってのことだと強く実感しています。
第一に就職活動では、在学中に培った「 ITスキル」が、即戦力としての自分をアピールする有力な材料になったと思います。将来を見据えて医療の現場にITに詳しい人間を採用したいという病院と、病院見学に訪れた瞬間に第一志望だと決めていた私の双方がマッチしたのも、ITというキーワードがあればこそ。希望どおりの社会人スタートを切ることができました。
次に大きいのが「バランス感覚」です。通常、 情報系の大学というと知識や技術の探求に偏りがちですが、未来大の場合はコミュニケー ションやプレゼンテーションの力を磨く機会が充実しています。
ユーザーのニーズを汲み取る、チームワークで物事を進めていく。今の職場でも病院の現場で頑張っているスタッフとの対話の中で、こうした対人のバランス感覚が活かされていると思います。
卒業研究では「面白さから生まれるものもある」とご指導いただいたことも、良い思い出です。未来大に潜んでいる遊び心みたいなものは、社会に出ても大切な要素です。